Android の Google アカウント管理ページが、Material 3 Expressive を採用した新しいデザインに刷新されていることがわかりました。
この変更により、従来のタブ形式から、よりシンプルで直感的なリスト形式のインターフェースへと移行しています。
システム設定のようにシンプルなリスト表示へ
この新しいデザインは、Google の各純正アプリのアカウントメニューから「Google アカウントを管理」をタップすることでアクセスできます。
従来のデザインではページ上部に複数のタブが配置されていましたが、新しいデザインではそれらが一つに統合され、Android のシステム設定アプリのようなリスト形式になりました。
ページ上部には大きなプロフィール画像、名前、メールアドレスが表示され、スクロールすると上部に固定されます。また、ドロップダウンメニューからアカウントを切り替えることも可能です。
各メニューは、丸みを帯びた角を持つカード内に配置され、カラフルなアイコンと説明が付いています。主要な項目はほとんど 1 つの画面に収まるように設計されています。
主なメニュー項目は以下の通りです。
- 個人情報
- セキュリティとログイン、パスワード マネージャー、お使いのデバイス
- データとプライバシー
- 情報共有と連絡先、ファミリー グループ
- お支払いと定期購入、Google One ストレージ
ページ下部には「その他の情報」というセクションがあり、ここから「Google アカウントを検索」機能(画面右上にもあり)や「ヘルプオプションを見る」、「フィードバックを送信」ができます。


なお、各メニュー項目をタップして進んだ先のページでも、角が丸いコンテナに要素が配置されたり、チェックマークのついたトグルなど、Material 3 Expressive のデザイン要素が採用されています。
まとめ
この Material 3 Expressive デザインへの刷新は、Google Play 開発者サービス (Google Play services) のバージョン 25.25.33 で展開されており、Android 16 および 16 QPR1 を搭載した Pixel デバイスや Samsung 製デバイスで確認されています。
今回のアップデートにより、Google アカウントの管理ページは Android のシステム設定と親和性の高い、よりモダンで統一感のあるデザインになりました。目的の設定項目が見つけやすくなり、ユーザーにとって利便性が向上したと言えます。
Google は他のアプリやサービスでも Material 3 デザインへの移行を進めており、今後も同様の改善が期待されます。
出典: 9to5Google