Android 版 Gemini アプリ、Canvas のプレビュー機能を改善か。アプリ内で完結できるように

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Android の Gemini アプリのアイコンの写真

Google の AI アシスタントである Gemini は、ドキュメント作成やコード編集を支援する機能として Canvas を導入しています。現在、この Canvas で生成したコードの出力をプレビューする際、新しい Chrome タブに移動する必要がありましたが、今後のアップデートで Gemini アプリ内で直接プレビューできる機能を導入する可能性があるようです。

この情報は Android Authority が Android アプリのバージョン 16.26.64.sa.arm64 を APK 解析をした結果、将来導入される可能性のある機能として発見、有効化したものです。

目次

現在のプレビュー方法と新しい方法

現状、ユーザーが Android 版 Gemini アプリで Canvas を使用して Web コードを生成し、その出力をプレビューしようとすると、Gemini アプリから離れて Chrome のカスタムタブが開く仕様になっています。

しかし、今回発見された変更では、Web コードのプレビューを Gemini アプリ内で直接実行し、他のアプリに移動することなく完結できるようになります。

この変更により、Android アプリ内で Gemini の Canvas によるコード生成を使ったときの、画面遷移の手間を大幅に削減し、モバイル環境における Canvas の利便性を大きく向上させるものです。

まとめ

現時点では、この変更は開発中の機能となっており、いつ変更がリリースされるかは分かりません。

しかし、Android 版 Gemini アプリは Web 版の Gemini と比較すると、とくに Canvas の使い勝手はあまり良いとは言えなかったため、今回の変更が展開されることで、より便利に活用できるようになることが期待されます。

出典: Android Authority

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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