以前から開発が噂されていた、Qualcomm の「Snapdragon 8 Elite」を搭載する Xiaomi の新しいタブレットについて、その正体が「Xiaomi Pad 8 Pro」である可能性を示唆する新しい情報が登場しました。
この情報は信頼できるリーカーの Digital Chat Station 氏によるもので、当初 2025 年後半に発売されると見られていたこのタブレットが、現時点では 9 月頃に新型スマートフォンとともに発売される見込みであることを伝えています。
9 月という時期を考慮すると、このデバイスは次期フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 16」シリーズと同時に発表される可能性が高いと考えられます。
Xiaomi Pad 8 Pro は IPS を継続か
また、同氏は投稿のなかでタブレットの仕様についても言及しており、Xiaomi Pad 8 Pro と予想されるデバイスは 11 インチから 12 インチの IPS LCD パネルを搭載することを示唆しました。つまり、これまでと同様に Xiaomi はフラッグシップタブレットに OLED パネルを搭載することを見送る可能性が高いようです。

バッテリーについては、正確な数値は共有されていませんが、「大容量バッテリー」を搭載していると報告されています。さらに「ゲームパフォーマンスを向上させる独自の新機能」も搭載される予定であることを伝えていますが、具体的な内容については不明です。
なお、1世代前となる Xiaomi Pad 7 Pro は、Snapdragon 8s Gen 3 チップと 11.2 インチの IPS LCD パネルを搭載していました。このモデルは日本市場でも発売されています。
一方、Xiaomi は今年 5 月に中国市場向けで「Xiaomi Pad 7 Ultra」と呼ばれる最上位モデルを投入していますが、こちらには 14 インチ OLED ディスプレイが搭載されていました。引き続き Pro モデルが LCD パネルを搭載するとしたら、来年の Ultra モデルには OLED が搭載され、Pro と Ultra の差別化要素になるかもしれません。
まとめ
現時点では、まだ Xiaomi Pad 8 Pro を指しているかは分かりませんが、これまでの Xiaomi の展開を考えると、LCD ディスプレイを引き続き搭載するという可能性は高いように思います。
今後、より詳しい仕様が明らかにされていくと予想されますので、日本でのリリースも含めて期待したいところです。
出典: Gizmochina