Google は 2025 年 7 月 7 日付けで、Android デバイス向けの Google Play 開発者サービス (v25.26) および Google Play ストア (v47.0) のアップデートの提供を開始しました。
今回のアップデートでは、信頼できるデバイスでの再認証の簡素化、Google ウォレットにおける交通機関のシーズンパスに関する新機能、オープンソースライセンスページの更新、Google Play ストアの Q&A 機能の改善などが含まれています。
以下に、今回の Google システムアップデートにおける主な変更点をまとめます。
Google Play 開発者サービス v25.26 (2025年7月7日)
Google Play 開発者サービスは、Android OS の中核機能や Google 製アプリの動作基盤となる重要なコンポーネントです。v25.26 アップデートには以下の変更が含まれます。
アカウント管理
- [Auto] 信頼できるデバイスでの簡単な承認によって、再認証を行えるようになりました。
システム管理
- [Auto、PC、スマートフォン、テレビ、Wear] オープンソース ライセンス ページが更新されました。
ウォレット
- [スマートフォン] パスを購入できる特定の交通機関でシーズンパスを購入すると、交通利用インサイトを利用できるようになりました。
- [スマートフォン] ウォレット関連のサービスに関するバグが修正されました。
Google Play ストア v47.0 (2025年7月7日)
Google Play ストアは、Android アプリやゲーム、映画、書籍などをダウンロード・購入できるプラットフォームです。v47.0 アップデートには以下の変更が含まれます。
- [スマートフォン] フリーフォームの Q&A で、回答に関するフィードバックを送信できるようになりました。
海外でリリースされたその他のアップデート
なお、海外で配信されたアップデートには、日本のリリースノートに記載されていない以下の変更が含まれています。これらは主に内部的な機能改善やバグ修正が目的と考えられます。
- Android System Intelligence V.31 / B.9 (2025-07-04)
- [Phone] リファクタリングとバグ修正が行われました。
- Private Compute Services V.31 / B.9 (2025-07-01)
- [Phone] 内部インフラストラクチャのメンテナンスと変更が行われました。
まとめ
2025 年 7 月 7 日付けの Google Play 開発者サービスおよび Google Play ストアのアップデートでは、アカウント管理の利便性向上やウォレットの新機能追加、Play ストアの改善などが行われました。特に、信頼できるデバイスを利用した再認証の簡素化は、セキュリティと利便性の両立に貢献する変更点と言えるでしょう。
なお、これらのアップデートは、Google Play 開発者サービスおよび Google Play ストアを通じて、順次ユーザーのデバイスに自動的に配信されます。お使いのデバイスや地域によっては、アップデートが適用されるまでに時間がかかる場合があります。