Samsung が発表を控えているとみられる新しい完全ワイヤレスイヤホン 「Samsung Galaxy Buds Core」 が、同社の UAE (アラブ首長国連邦) 公式サイトに誤って掲載されていたことが報告されました。これにより、製品のデザインと詳細な仕様が明らかになりました。
「Galaxy Buds Core」 は、2023 年に発売された 「Galaxy Buds FE」 の後継モデルとみられており、手頃な価格帯でありながらアクティブノイズキャンセリング (ANC) や Galaxy AI 機能を搭載する可能性があります。
公式サイトで明らかになった 「Galaxy Buds Core」 の仕様
公式サイトに掲載されている情報によると、「Galaxy Buds Core」 はブラックとホワイトの 2 色展開となるようです。判明した主な仕様は以下の通りです。
- 接続性: Bluetooth 5.4
- 対応コーデック: AAC, SBC, Scalable Codec (Samsung独自)
- 対応プロファイル: A2DP, AVRCP, HFP
- 主な機能:
- アクティブノイズキャンセリング (ANC)
- Galaxy AI 機能 (通訳、ライブ翻訳など)
- タッチセンサー
- 防水・防塵性能: IP54
- バッテリー駆動時間 (イヤホン単体 + ケース):
- ANC オン時: 最大 20時間
- ANC オフ時: 最大 35時間
- バッテリー容量:
- イヤホン: 各 65mAh
- 充電ケース: 500mAh
- サイズと重量:
- イヤホン: 19.2 × 17.1 × 22.2 mm / 5.3g
- 充電ケース: 50 × 50 × 27.7 mm / 31.2g

手頃な価格帯で AI 機能を搭載するモデルか
「Galaxy Buds Core」 は、「Galaxy Buds FE (Fan Edition)」 の後継とみられることから、コストパフォーマンスを重視したモデルになると予想されます。製品名に「Core」が使われていることからも、必要な機能を絞った中核的なモデルという位置づけが考えられます。
明らかにされた仕様のなかで注目すべきは、Galaxy AI への対応です。これにより、対応する Galaxy デバイスとペアリングすることで、リアルタイム翻訳などの AI 機能が利用可能になります。手頃な価格帯のモデルにも AI 機能が展開されることで、利便性の向上が期待されます。
Samsung は、7 月 9 日にニューヨークで開催すると噂されている Galaxy Unpacked イベントで、次世代折りたたみスマートフォンなどと共に 「Galaxy Buds Core」 を正式に発表する可能性が高いとみられています。
出典: Gadgets360