Android 版 Google ドライブアプリにおいて、一部のユーザー向けに、画面下部のタブバーに専用の「スキャン」ボタンが追加されるテストが行われていることが報告されました。
新 UI の変更点
従来、「+」ボタンの上にあるカメラボタンから「スキャン」していましたが、テスト中の新しい UI では、下部タブバーの中央に「スキャン」タブが新設されます。これにより、UI では次のような変更が行われます。
- タブバーが「ホーム、スター付き、スキャン、共有、ファイル」の5つになる
- 「スキャン」タブは中央に配置される
- 画面右下の「+」フローティングアクションボタン(FAB)は通常サイズに戻る

まとめ
今回のテストは、Google がスキャナー機能を重要なユースケースとして位置付けていることを示唆しています。また、カメラアイコンだけよりも「Scan」のテキストラベルが表示されることで機能が分かりやすくなるといったメリットがあります。
一方で、タブの項目が 5 つになってしまい窮屈に見えることや、タップエリアが狭まるというデメリットもあるため、一概に良い変更とは言えないかもしれません。
この新しい UI は、Android 版 Google ドライブのバージョン 2.25.220.0 を利用する一部のアカウントで確認されているテスト段階のものです。筆者のデバイスでは現時点で変更は確認できていません。
出典: 9to5Google