Google Pixel 10 シリーズ、ディスプレイ自動調整機能「アダプティブトーン」を復活か

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.
Google Pixel 9 Pro Fold のディスプレイ

Google が今年 8 月にリリースを計画してると言われている次期フラッグシップスマートフォン「Pixel 10」シリーズにおいて、かつて 「Pixel 4」 に搭載されていたディスプレイの自動調整機能「アンビエント EQ」が「アダプティブトーン」として復活する可能性が報告されました。

目次

「アダプティブトーン」とは?

この情報は Android Authority が Google 内部の情報源から入手したものとして報じており、Pixel 10 シリーズには「周囲の明かりに合わせて、ディスプレイの色合いを自動的に暖色や寒色に調整」する「アダプティブトーン」が導入される予定です。

この機能は Apple 製品に搭載されている「True Tone」と同様の機能で、過去に「Pixel 4」シリーズでは「アンビエント EQ」という名前で提供されていましたが、「Pixel 5」以降のスマートフォンでは採用が見送られていました。

その後、「Pixel Tablet」で「アダプティブトーン」として復活しており、これが「Pixel 10」シリーズでも再導入される可能性があるとしています。

Google Pixel Tablet の「アダプティブトーン」の設定
Google Pixel Tablet の「アダプティブトーン」の設定

なぜ、この機能が Pixel 10 で復活する可能性があるかといえば、新しい高度な環境光・カラーセンサー 「ams TMD3743」 の採用があると見られています。このセンサーは、折りたたみ式モデルを除く 「Pixel 10」 の全デバイスに搭載される可能性が高いとのことです。

まとめ

「アンビエント EQ」 は、2018 年の 「Nest Hub」 で初めて導入され、その後 2019 年の 「Pixel 4」 に搭載されました。しかし、当時の評価としては、ホワイトバランスの調整が十分ではないといった指摘もありました。

「Pixel Tablet」 で復活した際も完璧とは言えなかったため、Google が過去のフィードバックを基に 「Pixel 10」 でどれだけ改善された機能を提供できるかが注目されます。

最新のリークによれば、Google は「Pixel 10」シリーズを 2025 年 8 月 20 日(米国時間)に発表すると見られています。

Google Pixel 10 シリーズに関するニュースはこちら

出典: Android Authority

この記事をシェア

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

目次