最近のアップデートにより、Google メッセージ ベータ版ユーザーは「新しいチャット」を開始するとき、どの連絡先が RCS に対応しているかがすぐに確認できるようになりました。
RCS ユーザーを一目で確認できる
9to5Google や Reddit ユーザーの報告では、Google メッセージアプリの右下にある FAB (フローティングアクションボタン) の「チャットを開始」をタップすると表示される連絡先一覧で、RCS が有効になっている連絡先の右側に「RCS」というバッジが表示されるようになりました。
実際に筆者も Google メッセージベータ版で確認したところ、以下のように「RCS」バッジが表示されていました。

さらに、その連絡先の電話番号はテーマ設定のダイナミックカラーで強調表示されます。一方、従来の SMS/MMS でのやり取りとなる連絡先は、システムテーマに応じた黒または白のテキストで表示されます。
これまでは、チャットを開始する相手を選択した後、テキスト入力欄に「テキストメッセージ」と表示されるか、「RCS メッセージ」と表示されるかを確認する必要がありました。今回のアップデートにより、その一手間が省かれ、家族や友人グループ内での RCS ユーザーを簡単に把握できるようになります。
この変更は、Google メッセージ ベータ版 (バージョン 20250527_01_RC00) で提供され始めているようです。
まとめ
これまで、連絡先が RCS に対応しているかどうかを確認するにはひと手間かかりましたが、今回の変更によりチャットを開始する時点で把握できるため、利便性が向上すると思われます。
とはいえ、日本では LINE が主な連絡手段として使われていることや iPhone ユーザーが多いこともあり、Google メッセージや RCS の普及まではまだ道のりが長そうです。