Android 版 Google アプリにおいて、過去数ヶ月間テストされていた新しい「アクティビティ」タブが、バージョン 16.19 以降で広く展開され始めました。
この変更により、従来の「保存済み」タブが「アクティビティ」タブに置き換わり、ボトムバーの「ホーム」「検索」「通知」と並ぶ最後の項目として表示されるようになります。この新しいタブは、主に 3 つのセクションで構成されています。
「アクティビティ」タブの概要
この「アクティビティ」タブでは、履歴、保存済みのアイテム、コレクションにアクセスすることができます。
- 履歴:
- 直近4件の検索履歴と、検索結果から開いたサイトが表示されます
- 各項目はカード形式で、ファビコン、クエリまたはページ名、日付/曜日、時間、ドメイン名が記載されます
- オーバーフローメニューからは、「保存」、「共有」、「削除」が可能です
- 右上の「◯件のアイテム」をタップすると、完全な「履歴」リストが表示されます。これにより、従来アカウントメニューから「検索履歴」を開くよりも早くアクセスできるようになります
- 保存済みアイテム:
- これは以前の「すべての保存済みアイテム」コレクションビューに相当し、すべてがカルーセル形式で表示されます
- ウェブサイト、画像、商品、Google マップのリスティング、映画、テレビ番組などが含まれます
- コレクション:
- 保存済みアイテムのデフォルトおよびカスタムのグループです
- 従来の「アクティビティ」タブの表示が良い場合には、アカウントメニューの「保存とコレクション」から引き続きアクセス可能です

まとめ
この新しい「アクティビティ」タブは、Google アプリのバージョン 16.19 (安定版チャネル含む) で広く展開が始まっています。筆者の環境でもこの変更が適用されていることを確認しました。
Google 検索アプリを活用しているユーザーにとっては、地味ですが便利なアップデートとなりました。ただ、いざ自分のアクティビティを見ると保存した覚えのないコレクションが表示されていることもあります。また、それを削除したいがためにコレクションを削除してしまうと復元ができない(実際に筆者はやった)ため、削除するときには慎重にしましょう。
出典: 9to5Google