Android 16 の「Live Updates」は Wear OS でも2026年に導入予定

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Google の次期 OS である Android 16 のメジャーアップデートで注目されている新機能の一つ 「Live Updates」が、 スマートフォンだけでなく Wear OS 搭載スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスにも展開されることが明らかになりました。

目次

Live Updates とは?

Live Updates は、配達状況、配車サービスの到着時間、ナビゲーションの進捗といったリアルタイム情報を、スマートフォンのホーム画面上で直接確認できる機能です。 これまでアプリを開いて確認する必要があった情報に、より手軽にアクセスできるようになります。

Google I/O 2025 におけるLive Updates のデモ
Google I/O 2025 におけるLive Updates のデモ

Apple の iPhone では 「ライブアクティビティ」 として同様の機能が提供されており、 Android ユーザーからも待望されていました。 Google は、この Live Updates 機能を Pixel スマートフォンだけでなく、対応する他の Android スマートフォンへも提供する方針を示しています。

2026 年に Wear OSでも Live Updates が導入

Google は先日開催された Google I/O 2025開発者向けセッションの中で、Live Updates 機能を 2026 年に Wear OS スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスへ導入することを正式に認めました。

Google I/O 2025 セッション内で Android 16 の Live Updates がウェアラブルデバイスのサポートを2026年二予定していることを示すスクリーンショット
ウェアラブルデバイスのサポートは 2026 年に予定

Apple Watch が watchOS で「ライブアクティビティ」をサポートしているように、Wear OS スマートウォッチでもリアルタイム情報を確認できるようになることで、ユーザーの利便性が向上することが期待できます。

現時点では、Wear OS 上で Live Updates がどのように表示されるかの詳細は明らかにされていません。 2026 年のリリース予定から、Wear OS 6.x または Wear OS 7 といったバージョンでこの機能が搭載されると推測されます。

今後、情報は明らかになると思われますが、現状では Wear OS でアプリからの情報を一覧表示できる「タイル」機能に、Live Updates が統合される可能性が考えられます。 あるいは、Apple Watch の「スマートスタック」のような、バックグラウンドで動作しているアプリの情報を表示する新しいシステムが導入されることも考えられます。

まとめ

Android 16 の Live Updates 機能が Wear OS にも導入されることで、スマートフォンの通知を常に気にする必要性が減り、より簡単に情報を確認することができるようになります。具体的な UI や詳細な機能については今後発表されるはずですので、リリースに期待したいですね。

なお、スマートフォン向けの Live Updates は、今後 1 年かけて段階的に導入していくことが発表されています。

出典: Android Authority, YouTube (Android notifications and Live Updates)

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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