Google は、Android Show に先立つプレスブリーフィングにおいて、Android 16 の安定版アップデートが6月に提供されることを認めました。
Pixel および Android システム UI のプロダクトマネジメントディレクターである Allen Huang 氏は、新しいデザイン言語「Material 3 Expressive」が今年後半に Pixel デバイスで先行利用可能になると発表し、その中で Android 16 の6月リリースが言及されました。
Huang 氏は、「Material Expressive のアップデートは、今年後半に Pixel デバイスで先行利用可能になりますが、6月のパブリックリリースには含まれません」と述べたとしています。
この発表は、以前からリーク情報として伝えられていた 6 月 3 日リリースという予測と合致するものです。Google はまだ具体的な日付を公表していませんが、5月20日から開催される Google I/O で正式な発表が行われる可能性があります。
Pixel ユーザーは間もなく新しい Android バージョンを利用できる見込みです。Google のリリース後、他のメーカーも Android 16 の発表を行うと予想されます。また、すでに Samsung は Android 16 ベースの One UI 8 ベータ版の準備を進めており、早ければ今月中にもリリースされる可能性があると報じられています。
Android 16 の今後のスケジュール
Android 16 に関する今後のスケジュールは、次のような展開が予想されます。
- 5月20日~: Google I/O での Android 16 正式リリース日発表
- 6月(3日有力): Android 16 安定版リリース(Pixel デバイス向け)
- 6月以降: 各メーカーによる Android 16 ベースのカスタム OS 発表・リリース
- 今年後半: Pixel デバイス向けに Material 3 Expressive 先行利用開始
これまでに Android 16 に関する様々な機能(開発中を含む)を紹介してきましたが、Android 16 のリリースにより、ユーザーはより洗練されたデザイン、新機能、そしてセキュリティとプライバシーの向上を期待できます。特に Material 3 Expressive の導入は、Android の見た目や使い勝手に大きな変化をもたらす可能性があります。
まとめ
Android 16 の6月リリースが Google によって正式に認められました。具体的な日程は Google I/O で発表される見込みですが、リーク情報通りであれば 6 月 3 日になる可能性が高いと思われます。
なお、今年後半に Pixel デバイスで先行導入される Material 3 Expressive は、Google が提唱するデザインシステム Material Design の最新版という位置づけで、より表現力豊かでパーソナライズされたデザインを可能にする新しい指針です。以下の記事で、主な特長や変更を紹介しています。
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