Samsung の次期ファンエディション折りたたみスマートフォンと噂される Galaxy Z Flip 7 FE (または Galaxy Z Flip FE と呼ばれる)が、ベンチマークサイト Geekbench に登場しました。このリストから、RAM 容量や搭載 OS、ベンチマークスコア、搭載チップセットなどの一部スペックが明らかになった可能性があります。
今回発見されたベンチマーク
この情報はリーカーの @yabhishekhd が X で共有したもので、Samsung Galaxy Z Flip 7 FE を示す SM-F761N の型番で登録された Geekbench のベンチマークスコアを発見しています。
Geekbench のデータベースによると、Galaxy Z Flip 7 FE は 3.21GHz で動作するコアと 2 つの 2.90GHz で動作するコア、2.59GHz の 3 つのコア、そして 1.96GHz の 4 つのコアが搭載されており、この仕様から Samsung Exynos 2400 チップセットを搭載する可能性があります。

このベンチマークでは、シングルコアが 1,930、マルチコアが 6,276 を獲得しています。また、8GB RAM を搭載し、Android 16 で動作していることも確認されました。
なお、Exynos 2400 は、昨年発売された Galaxy S24 や Galaxy S24+ で採用されています。
これまでの噂
なお、これまでの噂やリークによれば、Samsung Galaxy Z Flip 7 FE には Exynos 2400 だけでなく、Exynos 2500 や Exynos 2400e が搭載される可能性が示唆されていました。
しかし、Exynos 2500 はフラッグシップモデルの Galaxy Z Flip 7 で採用される可能性が高いことから、これまでの Samsung の傾向から見ても、廉価版モデルにも同じチップが搭載される可能性は低いと考えられます。
一方、Exynos 2400e に関しては Galaxy S24 FE でも採用されたため、あり得ない話ではありません。ただ、Exynos 2400e の場合は最大 3.11GHz と Exynos 2400 に比べて最大クロック周波数がやや抑えられており、今回のベンチマークの結果では、最大 3.21GHz とされることから、2400e ではなく 2400 を搭載する可能性が示されています。
そのため、今回の情報が正しければ、Galaxy Z Flip 7 FE には Exynos 2400 と 8GB RAM が搭載される可能性が高いと考えられます。
このほかの仕様については、中国の 3C 認証から 25W 急速充電がサポートされることや、CAD ベースのレンダリング画像からデザインは Galaxy Z Flip 6 に似ている可能性があることが明らかになっています。
まとめ
Samsung Galaxy Z Flip 7 FE が Geekbench に登場したことで、8GB RAM や Android 16 搭載の可能性、そして Exynos 2400 でのベンチマークスコアなどが明らかになりました。これまでの噂と比較すると、Exynos 2400 搭載の可能性がより高まったと言えそうです。
しかし、まだ確定情報ではなく、あくまでリーク情報の一つです。Galaxy Z Flip 7 FE は今年後半に登場すると予想されており、今後も新しい情報が出てくるものと思われます。