Google、NotebookLM の Android と iOS アプリ版を発表。5月20日にリリース予定

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Google は 2025 年 5 月 1 日(米国時間)、先月予告していた AI 搭載ノートアプリ「NotebookLM」のネイティブモバイルアプリ(Android および iPhone 向け)のデザインを公開しました。

現在は「事前登録」という状態になっており、アプリのリリースは Google I/O 2025 の初日にあたる 2025 年 5 月 20 日(米国時間)が予定されています。

目次

新しいモバイルアプリの概要

モバイルアプリのホーム画面は、上部に「最近使った項目 (Recent)」「共有された項目 (Shared)」「タイトル (Title)」「ダウンロード済み (Downloaded)」のタブが配置されています。

その下にはノートブックのリストが表示され、各カードには目立つ再生ボタンがあります。これをタップすると、「音声概要」機能が起動し、バックグラウンド再生やオフラインでの利用(ダウンロード)に対応するとのことです。全画面のプレーヤーには、動きのある波形が表示され、ユーザーは AI ホストとの対話に参加して質問を投げかけることも可能です。

画面下部には、横長の「新規作成 (Create new)」フローティングアクションボタン (FAB) があります。ウェブ版と同様に、PDF、ウェブサイト、YouTube 動画のアップロードや、テキストの貼り付けが可能です。また、OS の共有シートにも NotebookLM が表示されるようになり、様々なソースを素早く追加できます。

ノートブックを開くと、下部に「ソース (Sources)」「チャット (Chat)」「スタジオ (Studio)」のタブが表示されるレイアウトになっています。

これは現在のモバイルウェブサイト版に似たインターフェースですが、このネイティブアプリの登場により、多くのユーザーにとってはプログレッシブウェブアプリ(PWA)版から置き換えても違和感はないはずです。

まとめ

今回、Android および iPhone 版のデザインに加えて、タブレット版のインターフェースも公開されました。

NotebookLM アプリは、公式には今後数週間以内にベータ版がリリースされる予定です。iOS の App Store の情報によると、リリース予定日は 5 月 20 日となっており、これは Google I/O 2025 の初日にあたります。

現在、以下のリンクから事前登録が可能です。

NotebookLM は、ユーザーがアップロードした資料に基づいて AI と対話できるユニークなノートアプリです。これまでウェブ版が提供されていましたが、ネイティブアプリ化されることで、スマートフォンやタブレットでの利便性が大幅に向上することが期待されます。

特に、外出先での情報収集や資料の確認、音声概要機能を使った移動中の学習、共有シート連携による情報の追加など、活用の幅が広がりそうです。

出典: 9to5Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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