CMF by Nothing が 4月28日に発表を予定している新型スマートフォン「CMF Phone 2 Pro」に関して、新たな公式ティーザー情報が登場しました。今回の情報によると、先に発表された Nothing のミッドレンジスマートフォン「Nothing Phone (3a)」シリーズと同様の「Essential Key」と、AI を活用したデータ収集・整理スペース「Essential Space」が搭載されることが明らかになりました。
これにより、CMF Phone 2 Pro でも Nothing Phone (3a) と同様の AI 機能の一部が利用できるようになります。
「Essential Key」と「Essential Space」とは?
今回のティーザーで CMF Phone 2 Pro への搭載が明らかになった「Essential Key」と「Essential Space」は、Nothing Phone (3a) シリーズで初めて導入された機能です。
- Essential Key: スマートフォン本体の側面(おそらく右側)に搭載される物理的なボタンです。これを押すことで、後述の「Essential Space」を素早く起動できます。
- Essential Space: スクリーンショット、写真、音声メモ、テキストなど、様々なデータを整理する機能です。AI が自動的に関連性の高いコレクションに分類・整理したり、ChatGPT を利用して、要約や写真のタグ付け、様々なタスクをサポートします。ただし、月間使用制限が存在します。
Essential Key が搭載されることで、気になった情報や残しておきたいデータを、専用ボタンを押すだけで素早く Essential Space に追加できるようになります。
例えば、ウェブサイトで見つけた情報、チャットでの重要なやり取り、アイデアの音声メモなどを、現在開いているアプリを中断することなく、手軽に保存することができます。後から AI を活用して必要な情報を効率的に探し出したり、整理された状態で確認したりできるため、情報収集や整理の効率化に繋がることが期待されます。
まとめ
CMF Phone 2 Pro には、専用の物理ボタン「Essential Key」と、AI を活用した情報収集・整理機能「Essential Space」が搭載されることが公式ティーザーから明らかになりました。これは Nothing Phone (3a) から受け継がれる特徴的な機能であり、CMF Phone 2 Pro の付加価値を高める要素となりそうです。
既に Dimensity 7300 Pro チップセットの搭載や、50MP メイン + 8MP 超広角 + 50MP 望遠( 2 倍)のトリプルカメラ構成なども判明しています。4月28日の正式発表で、これらの機能がどのように連携し、価格を含めた全体像がどうなるのか、ますます楽しみになってきました。