Google は、Android のデフォルトの「電卓」アプリの新しいバージョン 8.7 の配信を Google Play ストア経由で配信を開始し、今回のアップデートは、約 1 年ぶりとなる更新ですが、確認された変更点はユーザーインターフェースにおけるごくわずかなスペースの調整のみのようです。
この変更は 9to5Google によって報じられていますが、記事執筆時点では v8.7 は広く展開されておらず、筆者はこの変更を確認できていません(現在 v8.6.1 を実行中)。
「電卓」アプリ v8.7 の変更点
バージョン 8.7 で確認された唯一の目に見える変更点は、電卓のボタン(最下段の 0, ., =, + など)と、画面下部のジェスチャーナビゲーションバー(ナビゲーションハンドルまたは 3 ボタンナビゲーションが表示される領域)との間の間隔)が広げられたことです。
また、このスペースを確保するために、9to5Google によると、このスペースを確保するために、電卓の表示エリアとボタンエリア全体がごくわずかに縮小されているとのことですが、その縮小自体はほとんど気づかないレベルです。この変更は、縦向き表示と横向き表示(関数電卓)の両方に適用されます。
以下は 9to5Google が共有している、電卓アプリの変更前後のデザインのスクリーンショットです。

以前は詰まって見えましたが、新しいデザインになったことでスッキリとして見える印象です。
まとめ
Google 電卓アプリは、比較的大規模なアップデートが頻繁に行われるタイプのアプリではなく、最後のメジャーアップデートは 2022 年のタブレット向け 2 カラム UI とクイック設定タイルの追加、その前は 2021 年の Material You デザイン導入でした。
記事執筆時点(2025 年 4 月 21 日)では、多くのデバイスは v8.6.1 を実行しています。今回のバージョン 8.7 は、Google Play ストアを通じて段階的に配信されており、全てのユーザーがすぐに利用できるわけではなく、今後広く利用可能になる見込みです。
出典 : 9to5Google