先日リリースされた Android 16 Beta 4 において、いくつかの目立たない変更が加えられていますが、その一つとしてステータスバーに表示される時計(時刻)の見た目が微妙に変更されていることが 9to5Google によって発見されました。
常時表示ディスプレイ(AOD)の時計の一部にダイナミックカラーが適用されるといった変更に続く、細かなデザイン調整の一環のようです。
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変更点の詳細:フォントと間隔の調整
9to5Google が Pixel 9 シリーズで Android 16 Beta 4 を比較したところ、ステータスバー左上に表示される時刻の表示に以下の変更点が確認されたとのことです。
- フォントの変更: 時刻表示に使われる数字のフォント自体が変更されました。
- 幅の調整: 多くの数字(特に 1 や 2 など)が以前よりもわずかに横に広くなりました。ただし、0 は逆に少し狭く見えるとのことです。
- 間隔の調整: 数字と数字の間隔(例: 1 と 2 の間など)が以前より少し広くなりました。
- 高さの調整: 数字の高さもごくわずかに高くなっています。
全体として、時刻表示が以前より少しだけ横に広がったような印象を受ける変更となっています。アップデート直後は違いに気づくかもしれませんが、次第に慣れていくレベルの微調整と言えそうです。

この変更は、ステータスバー左上の時刻表示に限定されており、ステータスバー右側のバッテリー残量(%表示)の表示やその他のステータスバーアイコン(Wi-Fi、電波強度など)にも変更は見られません。
時計の表示だけですが、以前は右側のアイコン群に比べて小さく感じることもあったので、今回の微調整が入ることでバランスが取れたように思います。筆者も実機で変更は確認しており、当初気の所為かと思いましたが、ちゃんと変更されていたようです。
まとめ
このステータスバー時計の表示変更が、最終的に Android 16 の安定版 (2025年 Q2 リリース予定)にもそのまま採用されるかどうかは、現時点では不明です。ベータ版でのテストを経て、元に戻されたり、さらに調整されたりする可能性もあります。
小さな変更ですが、ユーザーが日常的に目にする部分で変更内容として良い方向だと思いますので、安定版でも採用されることに期待です。
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出典 : 9to5Google