Xiaomi の次期フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 16 Pro」に関する新しいリーク情報が登場しました。Krispitech が報じたところによると、特にカメラとディスプレイにおいて大幅なアップグレードが施される可能性があるようです。
Xiaomi のナンバリングシリーズ上位モデルとして、Pro モデルのカメラ性能やディスプレイ品質は常に注目されており、今回のリークが事実であれば、さらなる進化が期待されますが、これまで Pro モデルは中国市場に限定されています。
- Xiaomi の次期フラッグシップ「Xiaomi 16 Pro」のスペック情報がリーク
- 新型の 50MP ペリスコープ望遠カメラ搭載とディスプレイのアップグレードが含まれる可能性
- Snapdragon 8 Elite 2 (仮)を搭載する可能性も示唆
リークされた主なアップグレード内容
今回、Krispitech がリークした情報によれば、Xiaomi 16 Pro では特にカメラとディスプレイに大きな変更が加えられる可能性があります。
50MP ペリスコープ望遠カメラ
例えば、Xiaomi 16 Pro には Xiaomi 15 Pro とは異なり、50MP の新型ペリスコープカメラが搭載されるとしています。センサーは Sony Lytia (LYT) を採用し、50MP IMX 858 センサーを搭載していた Xiaomi 15 Pro からの大きな変更点になります。
ペリスコープ構造を採用することで、スマートフォン本体の厚みを抑えつつ、より高い光学ズーム倍率を実現できますが、現時点では新しいペリスコープカメラの倍率などは不明です。新型センサーは大型化し、新世代のレンズと大口径レンズを搭載し、長距離のズームアルゴリズムも改善する可能性も示唆されていることから、ズーム時の画質向上や高画質なデジタルズームが期待できます。
フラットディスプレイの再採用
一方、ディスプレイについては、Xiaomi 16、Xiaomi 16 Pro、Xiaomi 16 Ultra の Xiaomi 16 シリーズ全ラインナップでフラットディスプレイが採用されるようです。これまでの2世代はマイクロクアッドカーブディスプレイを採用してましたが、次世代では変更される可能性があります。
また、Xiaomi 16 Pro に関しては前世代 Xiaomi 15 Pro の 6.73 インチから 6.8 インチへと拡大することも示唆されています。さらに Xiaomi は LIPO (低射出圧力オーバーモールディング)技術を採用することで超薄型ベゼルと高い画面占有率を目指し、ベゼル部分を 1.1mm 未満にすることで、フレームと合わせても全周 1.2mm の対照ベゼルを実現しようとしています。
今後の期待
このほかには、Xiaomi 16 シリーズには Qualcomm の次世代フラッグシップチップ Snapdragon 8 Elite 2 (仮)が搭載され、過去数世代と同じくチップの発表からすぐに Xiaomi 16 シリーズが登場する見込みです。
今回のリーク情報が正しければ、Xiaomi 16 Pro はカメラ性能、特に望遠撮影能力が大きく向上する可能性があります。とはいえ、Xiaomi の Pro モデルはこれまで中国市場に限定されており、Xiaomi 16 Pro も同様に中国市場向けのみとなるようです。
今後、Xiaomi 16 および Xiaomi 16 Ultra の情報も出てくることが期待されます。
出典 : Krispitech, Android Headlines