Google ドキュメントのコードブロック、C# や Rust など14言語に新規対応

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Google は、Google ドキュメント上の構成要素の1つとなる「コードブロック」において、新たに 14 のプログラミング言語等に対応したことを発表しました。これにより、多くの言語でコードの可読性が向上し、ドキュメント上でコード使用した共同作業が簡単になります。

要点まとめ
  • Googleドキュメントの「コードブロック」が対応言語を拡充
  • C#, Rust, Go, Kotlin, PHP, TS, SQL, Shell 等 14 言語のシンタックスハイライトに新たに対応
  • 対象の Google Workspace / Education アカウントで順次展開
目次

新たに追加された対応言語

今回のアップデートで、Google ドキュメントのコードブロックでシンタックスハイライトが利用可能になった言語は以下の通りです。

  • C#
  • Go
  • Kotlin
  • PHP
  • Rust
  • TypeScript
  • HTML
  • CSS
  • XML
  • JSON
  • Protobuf
  • Textproto
  • SQL
  • Bash/Shell

これらの言語で書かれたコードをドキュメントに挿入する際に、適切な色分けやインデントが行われ、格段に見やすくなります。なお、既存のコードブロックにある 4 つの言語も引き続き利用可能で、Unset を含めると 19 のスタイルをサポートすることになります。

  • C/C++
  • Java
  • Javascript
  • Python
  • Unset (指定なし)

コードブロック機能と使い方

コードブロックは、Google ドキュメント内でソースコードを分かりやすく表示するための機能です。技術仕様書、チュートリアル、コーディングガイドラインなどの作成に役立ちます。使い方は以下の通りです。

  1. Googleドキュメントのメニューから [挿入] > [構成要素] > [コードブロック] を選択。または @ > コードブロック でも追加可能
  2. ドロップダウンメニューから使用したいプログラミング言語を選択するか、検索します。
  3. 表示されたブロック内にコードを貼り付けます。
新しく追加されたプログラミング言語のコードブロック選択画面

展開スケジュールと対象ユーザー

この機能は、以下のスケジュールで段階的に展開され、機能が利用可能になるまで最大15日かかる場合があります。

  • 即時リリースドメイン: 2025 年 4 月 14 日より段階的に展開
  • 計画的リリースドメイン: 2025 年 4 月 23 日より段階的に展開

利用可能なユーザーは、Google Workspace Business、Enterprise、Education のすべてのプランが含まれています。なお、個人の Google アカウントユーザーについては利用対象ユーザーには含まれていませんでした。

出典 : Google Workspace Blog

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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