多くの Android スマートフォンで利用されている Google メッセージアプリにおいて、テキストを入力する際の表示エリアが拡大されるアップデートが展開されました。
これにより、従来の最大 4行 までの表示から、最大で 12行 まで表示されるようになり、より多くのテキストを一度に確認できるようになります。
- Googleメッセージのテキスト入力欄が最大12行表示に拡大 (従来は4行)
- 長文の作成・編集がしやすくなり、添付ファイルがあっても12行表示は維持
- 現在は段階的に展開中
この変更は、特に長いメッセージを作成したり編集したりする際の利便性を高めるものです。なお、この変更の可能性については今月初めにも報じられており、近々リリースされる可能性が示唆されていました。
変更点の詳細
今回のアップデートで変更されたのは、メッセージ入力フィールドで一度に表示できるテキストの最大行数です。
- 変更前: 最大 4行 まで表示。4行を超える部分はスクロールして確認する必要がありました。 変更後: 最大 12行 まで表示。入力中の文章全体をより広く見渡せるようになり、視認性が向上しました。ただし、12行を超える場合は、スクロールが必要になります。
筆者もこの変更点を確認しており、実際の Google メッセージにおけるスクリーンショットは次のとおりです。


これにより、文章の構成を確認したり、前後の文脈を見ながら編集したりする作業が、これまでよりもスムーズに行えるようになります。
ユーザーのメリット
ユーザーへのメリットでは、長文メッセージの作成や編集がしやすくなり、文章全体の確認も簡単になります。入力ミスにも気づきやすくなり、スクロールの手間が減ることで、より快適にメッセージを作成しやすくなることが期待できます。また、写真やステッカー、GIF などをメッセージに添付していても、12行の表示は維持されます。
一方、12 行を超えた場合にはスクロールが必要になることは変わりません。
展開状況とバージョン情報
この機能は段階的に展開中で、全てのユーザーのアプリで同時に利用可能になるわけではなく、ユーザーやデバイス、地域によって異なる可能性があります。
どのアプリのバージョンで利用できるようになるかは不明ですが、筆者の環境では Google メッセージのバージョンが messages.android_20250326_00_RC07 では変更を確認できず、messages.android_20250409_01_RC00 では変更を確認することができました。
もしすぐに利用できなかったとしても、今後のアップデートで順次利用可能になることが期待されます。
出典 : 9to5Google