Google は先日の Chrome 135 のリリースに伴い、以前発表していたように Android 版 Chrome のナビゲーションバーをウェブコンテンツ上に重ねて表示する「Edge to Edge (エッジツーエッジ)」デザインの導入を展開しています。
今回の変更では、Android のジェスチャーナビゲーションを使用している場合、画面下部のバーがページ背景ではなく、ウェブページ上に直接表示されるようになります。これにより、コンテンツの表示領域がわずかに広がり、閲覧時に画面を広く活用できるようになります。
なお、この仕様は 3 ボタンナビゲーションには影響せず、従来通りに表示されます。また、ページの最上部にいるときやスクロールアップ時には、従来のような背景付きのナビゲーションバーが表示される仕様となっています。

筆者の環境(Pixel 9 Pro)では、個人の Google アカウントでは確認できませんでしたが、同デバイスの仕事用プロファイルの Chrome では変更が反映されていることを確認できました。
新しいデザインは、まずはスマートフォンなど小型のモバイルデバイスから提供され、タブレットなどの大型デバイスへの展開は今後の予定とされています。
Chrome バージョン 135 はすでに Google Play ストア経由で配信されており、「Edge to Edge (エッジツーエッジ)」の変更はサーバーサイドアップデートとして反映される予定です。