英国の Nothing は、予告していたとおりミッドレンジモデルの新型スマートフォン Nothing Phone (3a) を日本向けに正式発表しました。本日から予約を開始し、2025 年 4 月 15 日 9 時 より販売開始となります。
なお、Nothing Phone (3a) および Nothing Phone (3a) Pro の2機種はすでにグローバル市場で発表・発売されていますが、日本では日本向けの仕様を備えた Nothing Phone (3a) のみが販売されます。
Nothing Phone (3a) は、Nothing の特長的なデザインをしつつ、価格を抑えながらも性能や利便性を高めたモデルで、日本独自の仕様として FeliCa (おサイフケータイ)に対応しています。それ以外の点はグローバルモデルと変わりません。


6.77 インチの FHD+ ディスプレイは最大 120Hz のリフレッシュレートと 3,000nits の高輝度に対応しバッテリーは 5,000mAh で、50W の急速充電にも対応しています。
カメラは、50MP メインカメラ、 8MP 超広角カメラ、Nothing として初めての光学 2 倍ズームを備えた 50MP 望遠カメラ(最大30倍デジタルズーム)を含むトリプル構成です。フロントカメラは 32MP を搭載します。
搭載されるチップセットは Snapdragon 7s Gen 3 で、前モデル比で CPU 性能は最大 33%、GPU は 11%、AI 処理能力は 92% 向上しており、日常的な利用からゲームやAI機能まで快適にこなせるスペックとなっています。
OS には Android 15 ベースの Nothing OS 3.1 を搭載し、最大 3 年間の OS アップデート(Android 18 まで)と最大 6 年間のセキュリティアップデートが提供されます。
さらに、Nothing Phone (3a) では AI 機能を活用した新しい提案・要約機能「Essential Space」も利用可能です。この機能は Phone (3a) で初めて本体側面に搭載された Essential Key からアクセスすることができメモ、コンテンツ、インスピレーションやアイデアを、AIの力で自動的に整理して一覧にし、あなたに合った提案、要約、アクションプランを生成してくれます。

ただし、Early Access (早期アクセス) として提供されているため、一部機能は順次展開されること、最近の情報では月間使用制限があることに注意してください。
Nothing Phone (3a) は、ブラックとホワイトの2色が選べ、日本国内では以下の価格で販売されます。
- 8GB RAM / 128GB ストレージ : 54,800円
- 12GB RAM / 256GB ストレージ : 59,800円
すでに公式サイトでは予約が開始していますので、詳しくは Nothing 日本公式 をご覧ください。