Google は、Google ドキュメントに搭載されている AI ライティング支援機能「文書作成サポート (Help me write)」が、新たに日本語を含む4つの言語を追加で対応したことを発表しました。このアップデートにより、日本のユーザーもより手軽に AI による文章作成支援を活用できるようになります。
今回追加された対応言語は、日本語、イタリア語、フランス語、ドイツ語の 4 つで、すでに提供されている英語、スペイン語、ポルトガル語に加え、より多くのユーザーが機能を利用できるようになります。
「文書作成サポート」は、ユーザーがトピックや指示を入力するだけで、Google の生成 AI が即座に下書きを作成するというものです。生成された文章は、長さやトーンの調整、フォーマットの変更が可能なほか、既存のテキストを選択して改善提案を受けることもできます。これにより、アイデアを文章としてまとめる際の手間を大きく削減できることが期待できます。

なお、Chromebook Plus を利用しているユーザーであれば、日本語環境でも試験運用版としての機能をすでに使うことができました。
この機能を使用するには、管理者側でスマート機能とパーソナライズ設定を有効にしておく必要があります。また、対象となるのは以下の Google Workspace アカウントのユーザーです。
- Business Standard / Plus
- Enterprise Standard / Plus
- Education Plus / Teaching and Learning Upgrade
今回のアップデートは、2025 年 4 月 7 日より最大 15 日かけて段階的にロールアウトされる予定です。
なお、先日には Google ドキュメントでレイアウト(書式設定)を生成できる AI 機能「作成サポート」が展開されています。