Google は、2025 年 3 月 31日付の公式ブログにて、Google ドキュメントの AI 機能「作成サポート (Help me create)」が、日本語を含む複数の言語に対応したことを発表しました。
昨年12月に発表され、これまで英語のみで提供されていたこの機能ですが、新たに日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語がサポート対象に追加され、2025 年 4 月 8 日までにすべての対象ユーザーが利用できるようになる予定です。
「作成サポート」は、Gemini を活用して Google ドキュメント上で文章の下書きやレイアウトの提案を行う機能で、特にビジネス向けの文書作成に役立ちます。たとえば、「作成サポート」を利用して作成するドキュメントのプロンプト内で、「@ ファイル名」と記載すると、Google ドライブ内のファイルからコンテンツを取得し、表紙画像やインライン画像、スタイリングされたテキスト、表などを含む長文のドキュメントを自動生成することができます。
一般的なドキュメント作成時には、あらかじめ用意されたプロンプトを使うことで、よりスムーズに文書を作成できます。
この機能は即時リリースおよび計画的リリースドメインで 2025年 3 月 31 日から最大 15 日かけて段階的に展開され、以下の Google Workspace エディションを利用しているユーザーが対象です。
- Business Standard / Plus
- Enterprise Standard / Plus
- Education Plus / Education Teaching and Learning Upgrade
記事執筆時点では、筆者の複数の Google Workspace アカウントでは、まだ確認することができませんでした。