Google 傘下となった Fitbit は、2023年から独自のアカウントシステムから Google アカウントへの移行を進めていますが、2026年2月2日までに Google アカウントへの移行を行わなかった場合、ユーザーデータが削除されることをユーザーへのメールで発表しました。
これまで Fitbit アカウントと呼ばれる独自のシステムを使用してアプリにログインすることもできましたが、Google に買収された後にこのシステムは廃止され、セキュリティの強化と利便性を高めるために Google アカウントでログインするだけの仕組みに変わっています。
そのため、Fitbit デバイスを使用するためには Google アカウントが必要になりますが、当初この移行期限は2025年までとなっていました。しかし、最終的に2026年2月2日が新たな期限であることが発表され、期限までに Google アカウントに移行しない場合は、Fitbit サービスの利用を継続できなくなるとしています。
このアカウント移行については、2022年末から段階的に案内されており、HelenTechでもこれまで何度かお伝えしてきました。
さらに、履歴データは2026年2月2日以降は保持されず、アカウントとデータは削除されることも明記されています。ただし、2023年6月以降に新たな Fitbit デバイス(Charge 6 と Pixel Watch 2 以降)をセットアップするためには Google アカウントが必須となっていました。
もし、現在も従来の Fitbit アカウントを利用してログインしている場合には、Google アカウントへの移行オプションが用意されていますので、Fitbit アプリにログインして右上の [設定] から移行を行うことができます。詳細な手順については、以下のヘルプページをご確認ください。
なお、Google アカウントに移行したくない場合には、Fitbit のデータをエクスポート(ダウンロード)または削除することもできます。Google にせずデータを移動させる場合も2026年2月2日までに行う必要があります。
via 9to5Google