Android Auto 14.1 Beta で一部ゲームの車載ディスプレイ対応が開始

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.

Google は、現在ベータ版として展開中の Android Auto 14.1 において、一部の Android ゲームを車載ディスプレイ上で動作させるためのサポートを導入しました。これにより、車を止めているタイミングで、対応するゲームアプリをカーナビやディスプレイオーディオを通じてプレイできるようになります。

今年3月5日に Google は紹介しているように、現在対応しているゲームは「Farm Heroes Saga」「Candy Crush Soda Saga」「Angry Birds 2」「Beach Buggy Racing」の4つで、いずれもスマートフォン向けで人気の高いカジュアルゲームです。

Android Auto 14.1 Beta のアップデートをインストールすると、Android スマートフォンにインストールした Android ゲームが車のディスプレイに表示されるようになります。これにより、車のディスプレイを使ってプレイが可能になります。ただし、プレイできるのはあくまでも車が停車中の状態に限られており、走行中には使用できない仕様となっています。

9to5Google によれば、実際にこれらのゲームをテストしてみたところ、ゲームは問題なく起動しましたが、これらを車載ディスプレイ向けに最適化させているわけではないようです(開発者側に変更を求めているわけではない)。

この機能は現在、Android Auto 14.1 のベータ版を利用している一部ユーザー向けに提供されており、正式リリース時期や対応ゲームの拡大についてはまだ明らかにされていません。

なお、Google は今週、Android Auto 14.0 の安定版をリリースしたばかりですが、日本では v13.9 のままとなっています。

この記事をシェア

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

目次