モトローラは今年も折りたたみ式スマートフォンの新モデル Razr 60 シリーズをリリースする準備を進めています。これまでに Razr 60 Ultra のレンダリング画像やスペックはリークされていますが、今回はベーシックモデルの Razr 60 のレンダリング画像とスペックが初めてリークされました。
この情報は XpertPick が信頼できる情報源と協力して共有したもので、ナイロン風の質感を持つ Pantone Gibraltar Sea 、アセテート仕上げの Pantone Lightest Sky、Spring Bud の3色の Motorola Razr 60 のデザインを明らかにしています。



Razr 60 の本体のデザインは、前世代の Razr 50 から大きな変更はないようです。しかし、筐体は IP48 防塵・防水を備えるとしており、前世代の IPX8 防水性能に加えて、防塵機能が追加されたようです。
メインディスプレイは画面や手が濡れていても操作できるウェットタッチ、HDR10+ と Pantone 認定を備えた6.7インチ pOLED ディスプレイを搭載するとしており、前世代までの6.9インチから縮小される可能性があります。なお、2022年モデルは6.7インチを搭載していました。
カバーディスプレイのインチ数は不明ですが、大きな変更がなければ Razr 50 と同じ3.6インチ 1056×1066 pOLED になると予想されます。
パフォーマンスの面では、MediaTek Dimensity 7400X チップセット、最大 12GB LPDDR4X RAM と最大 512GB ストレージが搭載される予定です。また、モトローラの仮想 RAM 機能である RAM Boost をサポートします。
バッテリーは前世代の 4,200mAh からわずかに増加した 4,500mAh を搭載し、30W 有線充電をサポートします。ワイヤレス充電のサポートについては不明ですが、前世代には搭載されていました。
カメラについては、リアカメラには OIS 対応 50MP メインカメラと、超広角レンズを搭載します。フロントカメラは 32MP になるとしています。また、独自 AI 機能の Moto-AI を利用できます。
現時点ではこれ以上の情報はありませんが、主要な仕様は明らかにされたことで、Razr 60 Ultra とはディスプレイ、チップセット、バッテリーで差別化される可能性が示唆されました。
Motorola Razr 60 シリーズがいつ発売されるかはわかりませんが、情報が出揃って来ていることから、近々の発表が期待されます。なお、前世代は2024年6月後半に中国とグローバルで発表されました。