英国の Nothing は、次期スマートフォン Phone (3a) および Phone (3a) Pro の発表を2025年3月4日に予定していますが、正式発表に先駆けて、Nothing Phone (3a) Pro のデザインを紹介する公式動画を公開しました。
この動画では、Phone (3a) Pro の背面デザインに焦点が当てられており、特に目立つのは大きな円形のカメラモジュールです。このカメラモジュールは3つのレンズと LED フラッシュを搭載し、 Nothing の象徴的な Glyph ライティング も採用されています。
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動画内では、Nothing の幹部たちがデバイスのコンセプト段階から最終生産に至るまでのデザインプロセスについて詳しく解説しています。特に、新たに導入されたペリスコープカメラを搭載するために、この独特な大きなカメラモジュールが採用された背景が語られています。
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この新しいカメラシステム(ペリスコープカメラ)は、光学ズーム機能を強化するためにレンズを横向きに配置する必要があり、従来のカメラモジュールに比べてより多くの内部スペースが必要になるため、このような円形の大型カメラモジュールを採用したと説明しています。
さらに、この動画では Nothing が Phone (3a) シリーズで初めて導入する独自のハードウェアボタンも紹介されています。このボタンは、他のボタンとは異なる表面仕上げと形状になっていることも確認できます。
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動画内で新しいボタンを使用するシーンでは、情報の保存や要約、クイックノート作成などの便利なショートカット機能をサポートする可能性が示唆されています。
Nothing は2025年3月4日にスペインで開催される MWC 2025 で Phone (3a) シリーズを正式に発表する予定です。なお、これまでのリークで Nothing Phone (3a) および Nothing Phone (3a) Pro に関するスペックなどは明らかになっています。
以下は、Nothing が公開している動画です。