Fitbit Labs は、昨年から実験的な機能として展開している Sleep Labs (睡眠ラボ)の「睡眠に関する洞察とヒント」に加えて、ユーザーの「理想的な就寝時間と起床時間」を見つけるための新しい実験的な機能「睡眠の必要性」のテストを間もなく開始する可能性が報告されました。
Google と Fitbit は、ユーザーの睡眠習慣をより深く理解し、最適な睡眠スケジュールを提案する新機能「Sleep Labs (睡眠ラボ)」を開発しており、現在は「睡眠に関する洞察とヒント」のテストを米国で実施しています。
今回、9to5Google が発見した新しい機能は、Fitbit が「個人に合わせた睡眠スケジュール」を作成する機能で、1日を通していくつかのデータを共有すると、Fitbit が理想的な就寝時間と起床時間を計算するというものです。
この機能はユーザーが、朝・昼・夜の3回にわたってエネルギーレベルや気分に関する簡単な質問に回答します。これらの情報と既存の睡眠データを組み合わせ、Fitbit はユーザーが必要とする理想的な睡眠パターンを算出し、ユーザーごとに就寝・起床時間を提案します。
就寝時間と起床時間が生成されると、Fitbit はアラームの編集や、Android の Digital Wellbeing のおやすみ時間モードと予定就寝時間の1時間前にリマインダーする機能も使用するよう提案するようです。
現時点では Android 版 Fitbit v4.37 で、この機能の導入が示唆されているため、まだアプリで使用することはできません。今後のアップデートで利用可能になると思われますが、Fitbit Labs は英語かつ米国でのみ参加可能なので、日本ユーザーを含め広くユーザーが利用可能になるまでは、かなりの時間が必要になるはずです。