Google Pixel スマートフォンには、Pixel でのみ使える AI 機能がいくつか導入されており、最近では Gboard に校正機能が搭載されています。現時点では英語でのみ機能しますが、新しい報告によれば、今後のアップデートで日本語を含む多くの言語のサポートを追加する可能性があります。
Gboard の校正機能は、Google Pixel 8 以降の Pixel スマートフォンで、米国および英語のみで利用することができます。この機能を利用することで、テキストボックスに入力したテキストや貼り付けたテキスト、音声入力したテキストの、スペルミスや文法・句読点の誤りなどを修正できます。
この機能が有効になれば、サポートされる Pixel デバイスでテキストを入力すると、校正エラーが見つかった場合に [修正] のボタンが表示され、タップすると修正案が表示されます。ここでさらにタップすると、自動的にテキストを修正することができます。
今回の情報は Android Authority によるもので、Private Compute Core アプリの v1.0.release.721432993 のコード内から、Gboard の校正でサポートされる言語が増える可能性を示唆するコードを発見したとしています。このコードから、日本語、韓国語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語で文章校正のサポートが追加される可能性が確認されました。
現在の校正機能は英語と米国でのみ利用可能ですが、日本語を含む他の言語にまで拡大することになるので、当然日本でも利用できるようになるはずです。とは言え、現時点ではこの機能がいつリリースされるかはわかりません。
すでにサードパーティのアプリやサービスでは、同じような機能を提供しているものもありますが、Google Pixel に組み込みの Gboard アプリで利用できるようになれば、多くのユーザーが便利になるので、早めのリリースに期待したいですね。