Google は Gemini アプリのファイル添付 UI のデザイン刷新と新しい機能を追加する取り組みを行っていることが報告されました。
この報告は Android Authority によるもので、最新の Google アプリ ベータ版 v16.6.23 では、新しいユーザーインターフェース(UI)が導入され、従来の小さなポップアップウィンドウから、より直感的に使える画面の下半分を占める大きなデザインへと変更されています。
以下は実際に UI を有効にできたとして、共有されているスクリーンショットです。
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新しい UI では、以下の4つのボタンが上部に配置され、より簡単にファイルを添付できるようになっています。
- カメラ起動:スマホのカメラをすぐに起動し、撮影した画像を直接アップロード可能
- ギャラリーから選択:スマホ内の写真や画像を選んで添付可能
- デバイスのファイル選択:ローカルストレージ内のドキュメントやファイルを選択可能
- Googleドライブからアップロード:クラウド上のファイルを直接添付可能
これにより、ユーザーはさまざまな方法で簡単にファイルを添付し、AIに解析させることができます。
さらに、新しい UI には、「Deep Research」と「Composer」という2つのオプションが新たに追加されています。
Deep Research は、Gemini が提供する高度なリサーチ機能へのショートカットと考えられます。ユーザーがアップロードしたファイルに基づいて、より深い情報を自動的に検索・提供することが期待されます。
一方、Composer については、ドキュメントやコードの作成を支援する機能とされていますが、具体的な動作内容についてはわかっていません。
現時点では、これらのオプションはまだ使うことができず、正式に利用できるようになるのは今後のアップデート次第となります。