Google は Pixel スマートフォンで導入しているディスプレイの「さらに輝度を下げる」設定を、Android 16 Beta 2 ではこれまでの独立した設定ではなく、画面の明るさの設定に統合しました。
これにより、スライダーを使用して画面の明るさを下げていき、最小値まで下げたときに自動的に「さらに輝度を下げる」が有効になります。
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Android 15 で導入された「さらに輝度を下げる」は、ソフトウェアを使用して画面を暗く見せる機能で、寝る前の暗い部屋でスマートフォンを触る場合などに便利な機能です。
しかし、この機能は手動でオン・オフを切り替える必要があり、オフにし忘れると本来よりも暗い画面で表示されてしまいます。
この「さらに輝度を下げる」設定は、現在の Android 15 では [設定] > [ユーザー補助] に移動するか、クイック設定パネルから[さらに輝度を下げる]ショートカットを追加・有効にする必要があります。
この他にもいくつかのユーザー補助によるショートカットがありますが、どの場合でも手動でオフにしない限りは、ずっとオンのままになります。
Google は Android 16 Beta 2 で「さらに輝度を下げる」の起動方法を変更しており、明るさが最小値まで下がったときに、自動的に有効になるようになりました。
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ほとんどのユーザーは、明るさを手動で調整するか、「明るさの自動調節」機能を有効にしているはずなので、「さらに輝度を下げる」が有効になったままになることは少なくなります。
なお、新しい「さらに輝度を下げる」設定はユーザー補助またはディスプレイとタップのページから無効にすることができます。また、クイック設定パネルには「さらに輝度を下げる」ショートカットは表示されなくなりました。
現時点では、この機能は Google Pixel 9 シリーズで Android 16 Beta 2 を使用している場合にのみ表示されています。その他の Pixel スマートフォンでは利用できません。
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