ここ数日、一部の Google Pixel ユーザーが、Pixel カメラアプリで「動画ブースト」を有効にしたままアプリを閉じると、次回起動時にも自動的に有効になっており、手動でオンにする必要がなくなったことを報告しています。
Google Pixel Pixel 8 Pro および Pixel 9 Pro シリーズの Pixel カメラアプリで使える「動画ブースト」は、リリースされてからずっと、アプリを終了すると機能が自動的にオフになっていました。そのため、再度カメラアプリを立ち上げて動画を撮影するたびに、この機能を有効にする必要がありました。
ところが、最近になって Pixel カメラアプリを閉じ、再度開いたときに動画ブーストが最初から有効になるように変更されていることが Reddit ユーザーなどから報告されました。Pixel カメラで動画撮影モードに切り替えると、画面左上に輝くバッジの付いたビデオカメラのアイコンで気づくことができます。
「動画ブースト」は便利な機能ですが、毎回手動で有効に切り替える必要があったため、今回の変更によりひと手間減らすことができます。しかし、「動画ブースト」が常時有効になっていると、デバイスとバックアップサーバーのストレージに影響が出る可能性もあります。
この変更は先月末に展開された Pixel カメラ v9.7.047.710329721.21 のアップデートで確認されてます。ただ、このアップデートなのか、サーバー側の変更なのかはわかりません。
記事執筆時点で、Pixel 9 Pro と Pixel 9 Pro Fold で、動画ブーストが自動的に有効になっていることを確認できました。