Google は Chromebook などの ChromeOS デバイスに向けて、ChromeOS 132 Stable の2回目のマイナーアップデートを展開しています。このアップデートでは、サポートされているほとんどの ChromeOS デバイスが、132.0.6834.154 から 132.0.6834.190 へと更新されます。
記事執筆時点では、Chrome Release などでリリースノートは公開されていません。実用上でも特に大きな変化も見られないことから、定例のセキュリティ修正とバグ修正を含むアップデートとなります。
現時点で機能は確認されていませんが、IssueTracker で報告されている問題のうち、「Chromebook から Chromecast にキャストするときに動画が真っ黒になる」という問題は ChromeOS 132 では解決した可能性があるようです。
一方、ギャラリーアプリでPDFファイルを開き、選択して読み上げを起動するとアプリがクラッシュする問題と読み上げモードのデフォルトの言語設定の問題は解消されていないようです。また、HP Elite Dragonfly Chromebook でプライバシーフィルターの設定を切り替えた後に画面の明るさを変更するとクラッシュすることも解消されていませんでした。
なお、ChromeOS 長期サポート(LTS)チャンネルにもマイナーアップデートが展開され、2件のセキュリティ修正が含まれています。