モトローラは2025年にリリースを計画しているハイエンド折りたたみ式スマートフォン Motola Razr Ultra 2025 (または Razr 60 Ultra) のベンチマークが Geekbench に登場しました。これにより、チップセットを含むいくつかの仕様が明らかにされています。
今回登場したベンチマークはプロトタイプだと思われますが、Razr Ultra 2025 には 4.32GHz で動作する2つのコアと、3.53GHz で動作する6つのコアの合計8コアが搭載されていることから、Qualcomm Snapdragon 8 Elite が搭載される可能性があります。
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Geekbench のスコアは、シングルコアスコアが2,782、マルチコアスコアが8,457となりました。Snapdragon 8 Elite のスコアにしては少し控えめな印象ですが、熱対策などの影響があるかもしれません。
とは言え、前世代 Razr 50 Ultra / Razr+ 2024 は Snapdragon 8s Gen3 を搭載していたことから、Snapdragon 8 Elite ではなく、折りたたみ式スマートフォン向けとして7コア版の Snapdragon 8 Elite や、より手頃な選択肢となる Snapdragon 8s Elite になる可能性は残されています。しかし、もしフラッグシップの Snapdragon 8 Elite を搭載するとしたら、前世代からの大幅なパフォーマンス向上が期待できます。
Geekbench からの情報では、GPU には Adreno 830 が搭載されており、12GBRAM と Android 15 で動作しています。Razr Ultra 2025 に関するこれ以上の情報はありませんが、前世代と似たデザインや防水性能、大型カバーディスプレイ、ワイヤレス充電などが期待されます。