Google カレンダーには他のユーザーとカレンダーを共有する機能があり、所有しているカレンダーや、他のユーザーと共有する権限を持っているカレンダーを簡単に共有することができます。現在、Google はカレンダーの共有と権限に関する変更を加えており、共有カレンダーの「予定の変更」権限を与えられているユーザーが、他のどのユーザーに予定が共有されているかを確認できるようになります。
現状の Google カレンダーでは、以下の4つのアクセス権限を設定することができます。
- 予定の表示 (時間枠のみ、詳細は非表示)
- 予定の表示 (すべての予定の詳細)
- 予定の変更
- 変更および共有の管理権限
このうち、これまでは「予定の変更」権限を持つユーザーは、共有カレンダーに予定を作成することはできますが、予定が作成されても他のどのユーザーと共有されているかはわかりませんでした。しかし、今回のアップデートによって、「予定の変更」権限を持つユーザーは自分の予定が共有されている相手(共有カレンダーのメンバー)を確認できるようになりました。
なお、共有する相手を管理する権限は、これまでどおり「変更および共有の管理権限」を持つユーザーのみとなります。
この変更は、即時リリースおよび計画的リリースドメインで、2025年2月4日から最大15日かけて段階的に展開されます。すべての Google Workspace ユーザーと個人の Google アカウントユーザーに適用されます。