これまでの噂どおり、Samsung は Galaxy S25 Ultra に搭載されているSペンに変更を加え、Bluetooth 接続を利用したリモートコントロール機能を削除しました。削除した理由は、ほとんどのユーザーがこの機能を使用しなかったためとしています。
Sペンの Bluetooth 接続によるリモートコントロール機能は、Samsung が2018年にリリースした Galaxy Note 9 で初めて導入されました。その後、Galaxy S Ultra シリーズにも採用されていましたが、ついに Galaxy S25 Ultra ではこの機能が削除されました。
これらの機能にはカメラのリモートシャッターやデバイスから少し離れていても操作ができるジェスチャーなどがありますが、Galaxy S25 Ultra ではすべての機能が削除されています。ただし、画面から少し離した状態でもデバイスを操作できるエアコマンドと Air View は引き続き利用できるようです。
結局のところ、これらの機能を削除したのはコスト削減だけでなく、Samsung が Michael Fisher 氏に伝えたところによれば、「これらの機能でSペンを使用したのは顧客の 1% 未満だったため」としています。
便利な機能がなくなったことは残念ですが、実際に使う機会があるかと言われると、微妙なところですね。これらの機能を目的に Galaxy S Ultra を購入するユーザーであれば別ですが、そういったユーザーもかなり少ないように思います。