来年、MediaTek はフラッグシップチップのアップグレード版となる Dimensity 9400+ をリリースする予定であることがリークされました。この情報は Weibo で Digital Chat Station が共有しているもので、MediaTek は現行の Dimensity 9400 から若干改良された Dimensity 9400+ のリリースを計画していることを伝えています。
情報によれば、Dimensity 9400+ は Dimensity 9400 よりも高い CPU と GPU のクロック周波数になる可能性があり、現行 Dimensity 9400 の最大 3.63GHz から 3.70GHz になる可能性があるとしています。GPU については具体的な数値は示されていませんが、CPU と同様にわずかに上昇するかもしれません。
今年リリースされたフラッグシップチップの Dimensity 9400 は、第2世代の TSMC 3nm プロセス(N3E)で製造されており、1つの Arm Cortex-X925 コア、3つの Cortex-X4 コア、4つの Cortex-A720 コアの8コア構成となっています。Dimensity 9400+ はこの構成を維持したまま、わずかにパフォーマンスを向上させることになります。
なお、Dimensity 9400 はすでに今年リリースされているハイエンドスマートフォンに採用されていますが、Dimensity 9400+ は2025年の新しい OPPO Find X8 シリーズに搭載される可能性があるとしています。このシリーズには6.3インチ、6.6インチ、6.8インチの3つのサイズのモデルがあり、来年前半にリリースされる予定と伝えています。
via Wccftech