Google は今年8月に発表した Google Home 向け新機能のうち、カスタム自動化を簡単に作成できる 「Help me create」機能を、米国の一部のパブリックプレビューユーザー向けにリリースしました。
この機能は以前から導入されているスクリプトエディターの「Help me script」よりも簡単で、Gemini を利用して自然な会話で「スマートホームをより便利に接続・制御することに役立つカスタム自動化」を生成することができます。例えば、「日没時にすべてのライトをオンにする」といった設定や「よく眠れるように手助けして」、「外出中にエネルギーを節約して」といったことも内容でも対応します。
なお、Help me create で生成される自動化は、個人のルーティンとは異なり、以下の3つの要素が含まれています。これらは必要に応じていくつでも追加できます。
- スターター(開始条件) : 自動化を開始するタイミングを指示。特定の時間やデバイスの状態を含めることができる
- 条件 : 自動化を開始するタイミングに関するオプションの制限です。条件は自動化が開始されるたびにチェックされ、たとえば、全員が外出している場合や日没後の場合にのみ自動化が開始されるように指定できる
- アクション : スピーカーの音量を調整したり、ライトをオン/オフにするなど、自動化によって事項されること
また、複数の条件を使用した場合に、いずれかの条件が満たされた場合か、すべての条件が満たされた場合の2つのオプションから選択ができます。
この Help me create をテストするためには、パブリックプレビューに参加する必要があります。しかし、Android デバイスを使用し、Nest Aware Plus に加入している、米国内の一部のユーザーに限られています。そのため、日本ではまだ試すことができませんので注意してください。
Google Home の Help me create に関する詳細はこちらをご覧ください。