Google は2019年に撤退した Android タブレット市場に、2023年に再び Pixel Tablet で再挑戦し、すでにその後継機種に関する噂も登場しています。しかし、最新の情報によれば Google は将来の Pixel Tablet 3 の開発をキャンセルしたことが報じられました。
新しい情報によれば、Google が開発を中止したのは Pixel Tablet 2 であるようです。詳細はこちら。
この情報は Android Headlines がプロジェクトに近い複数の業界筋から入手したものとして共有しており、「Kiyomi」と呼ばれる Pixel Tablet 3 の開発がキャンセルされたとしています。
Google は先週この決定を下し、関係チームに通知するための連絡がすでに行われており、Pixel Tablet 3 の開発プロジェクトに携わっていた人員は社内の他のプロジェクトに再配置されたようです。
なぜ Google が Pixel Tablet 3 の開発をキャンセルしたのかについては不明ですが、ハードウェアに関しては Pixel スマートフォンに比べてタブレットの開発に注力していなかった可能性があります。とは言え、ソフトウェア(Android OS)については積極的に新機能などに取り組んでいます。
一方、2025年のリリースが予想される Pixel Tablet 2 に関しては引き続き開発は行われているようで、現時点でキャンセルされたという話はないようです。すでにキーボードとともに開発に取り組まれていることも噂されています。2027年のリリースと噂されていた Pixel Tablet 3 の開発がキャンセルされたのであれば、Pixel Tablet 2 がシリーズ最後のタブレットとなる可能性が高いです。
なお、先日 Google は ChromeOS と Android を統合するという動きがあることが明らかにされており、Pixelbook のようなプレミアム(ハイエンド)ノートパソコンの開発に取り組んでいる可能性が示唆されていました。この新しいハードウェアに注力するためか、はたまたこのプロジェクトもキャンセルされるかはわかりませんが、今後の動向に注目です。