Google ドキュメントでは、ユーザーがカスタムブロックなどの構成要素(ビルディングブロック)を追加して、メールの下書きや会議メモ、トラッカーなどの再利用可能なテンプレートを作成できます。今回、Google はチームのタスク管理やプロジェクトの追跡などビジネスワークフローの管理に役立つ、新しいビルディングブロックのコレクションを追加したことを発表しました。
追加された新しいビルディングブロックには、次のようなものが含まれています。
- タスク トラッカー : タイトル、担当者、期限、ステータスを整理された形式で一目で確認しながら、タスクをすばやく追加して追跡できます。さらに、ユーザーは独自の列を追加してカスタマイズすることもできます。担当者とタイトルを含む新しいタスクは、個別に、またはテーブル全体を一度に同期して Google Tasks と同期できます
- 連絡先リスト : 応募者、営業担当者、チーム メンバー、プロジェクト割り当てなどの連絡先情報を整理します。連絡先リストは、重要な連絡先情報を一目でわかるわかりやすい列に分割する構造化された表形式を提供します
- 意思決定ログ : 未解決の質問を一元化し、意思決定を支援し、最終決定をわかりやすい表にまとめます。意思決定ログを使用すると、チームは明確な所有者を持つ単一の真実の情報源を中心に迅速に調整できます
これらの構成要素には、ドキュメントの上部に表示されるボタンをクリックするか、メニューの [挿入] > [構成要素] から追加することができます。
また、スプレッドシートのように表の構成要素を簡単に編集できるよう「表タイトル行」の設定を追加しています。これにより手動でゼロからフォーマットを設定する必要がなくなります。
新しい列タイプには、日付、ドロップダウンチップ、ファイル、人などのデータの種類を設定し、表の内容が一致しない場合にはわかりやす警告を表示されます。
これらの機能は即時リリースドメインで2024年11月19日から12月5日までに完全展開される予定です。計画的リリースドメインは2024年12月12日から最大15日かけて段階的に展開されます。
すべての Google Workspace ユーザーと Individual ユーザー、個人の Google アカウントユーザーが利用できますが、タスクトラッカーには Todo リストとの連携があるため、Google Workspace ユーザーと Individual ユーザーのみが利用可能です。
Source Google Workspace Updates