Google の Pixel スマートフォンには近くで流れている曲の情報を表示する「この曲なに? (Now Playing)」という機能が導入されていますが、今後のアップデートによって履歴ページには曲名とアーティスト名だけでなくアルバムのカバーアートも表示できるようになる可能性が示唆されました。
「この曲なに?」機能は、2017年に Google Pixel 2 で導入されて以降、Google Pixel スマートフォン専用の機能となっています。この機能を有効にしておくと、特に何もしなくても近くで流れている音楽を識別して、ロック画面に曲名とアーティスト名を表示します。曲を識別するアプリは Shazam などもありますが、Pixel デバイス専用の「この曲なに?」は完全にバックグラウンドで動作することが大きな特長です。
バックグラウンドで動作中は低電力効率コアを利用して継続的に情報を分析し、かなり正確に認識します。認識された音楽は [設定] > [音とバイブレーション] > [この曲なに?] の履歴ページに表示されますが、ここでは曲名とアーティスト名、タイムスタンプのみを確認することができます。
しかし、Android Authority によればこの履歴ページに曲のアルバムアートワークも表示されるようになるとしています。これは隠しシステムファイルアプリのコード変更によるもので、ネットワークをを使用してアルバムアートをダウンロードしてログに追加するといった機能が導入される可能性を示しています。
機能がリリースされてから、ほとんど大きなアップデートのなかった「この曲なに?」に、ようやくのアップデートが期待できます。
この機能がいつリリースされるかはわかりませんが、Google が未発表の機能は多数存在しているため、近いうちに登場することを期待しています。とはいえ、この曲の機能を常に使っているユーザーどれほどいるのでしょうか。最近、私は気になる曲があるときに「Song Search」を使うことにしています。