Google Workspace のウェブアプリと Gemini のサイドパネル統合が日本語でも展開

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Google は今年に入って Google Workspace アプリと Gemini を統合し、サイドパネルから Gemini を利用できるようにしていますが、発表からしばらくの間は英語でのみ利用可能となっていました。しかし、本日から日本語環境でも Gemini が表示されはじめており、日本語で Google Workspace アプリに統合された Gemini サイドパネルを利用できるようになりました。

2024/10/09 更新 : Gemini for Google Workspace アドオンと管理コンソールからアルファ版へのアクセスを許可している Google Workspace アカウントでも利用可能になりました。


現在、私が確認できている範囲では Google Workspace Labs に登録している個人の Google アカウントでログインしていて、Gmail、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google ドライブのサービスで Gemini ボタンとサイドパネルが表示されていました。また、初回起動時には Gemini が利用可能になったことを通知するポップアップが表示されます。

各サービスに統合された Gemini が利用可能になると、画面右上にある共有ボタンとプロフィールアイコン(アカウント)の間にお馴染みの星型アイコンが表示され、これをクリックするとサイドパネル形式で Gemini が開きます。

それぞれ開いているファイルに対応して質問に答えてくれたりしますが、現時点では初期の試験運用段階であり、改善のため人間のレビュアーが内容を確認することがあるため、個人情報は機密情報をプロンプトに含めないよう注意書きがあります(余談ですが、各サービスによって微妙に翻訳が違う)。

また、記事執筆時点ではウェブ版の Google Workspace アプリでのみ Gemini サイドパネルを確認しており、モバイルアプリでは利用できないようです。さらに個人の Google アカウントのみで、Gemini アドオンに紐づけられている Google Workspace アカウントでは Gemini はまだ表示されていませんでした。今後のアップデートで Google Workspace アカウントも対応してくると思います。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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