Google は今年4月に発表したように、Google ドキュメントの整理機能を向上させるために新しい「ドキュメント タブ」機能の導入を展開しはじめました。
ドキュメントタブ機能を使用することで、長いドキュメントを整理して情報を一元管理、共同作業がしやすくなり、とくにセクションに分割したり、サブタブを作成してドキュメントを構造化したい場合にも便利です。Google によれば、次のような例を挙げています。
- マーケティング マネージャーは、予算、目標、クリエイティブなアイデアごとに異なるタブを使用してキャンペーン概要を作成できます
- 売り込みテンプレートを作成する営業リーダーは、業界や地域ごとに専用のタブを持つことができるようになりました
- カスタマー サービス担当者は、一般的なカスタマー サービスの問題に対処するために、各ソリューションのタブを作成できます
- プロジェクト マネージャーは、予算、役割と責任、目標、重要な日付のタブを作成して、作業チームが予定どおりに作業を進めることができるようにすることができます
- チーム マネージャーは、定期的な会議のメモ、議題、パフォーマンス レビュー、四半期ごとの計画の更新など、日常的なドキュメントの記録を保持できます
また、各タブに絵文字を設定して視覚的にわかりやすくすることもできます。
デフォルトでは新しいドキュメントには「タブ 1」が表示されており、左側に表示されるパネルからタブを追加することができます。要はスプレッドシートと同じように、1つのドキュメント内で複数のタブを作成して管理できます。ドラッグアンドドロップでタブの順序を並べ替えることもできます。
1つのドキュメントのなかで複数のコンテンツを分けて管理したい場合にはとても便利な機能となります。
新しい「ドキュメントタブ」機能は、即時リリースドメインで2024年10月7日から最大15日かけて段階的に展開、計画的リリースドメインで2024年10月21日から最大3日かけて完全展開されます。Google Workspace および Individual ユーザー、個人の Google アカウントユーザーが利用可能です。
詳細はヘルプページでも確認できますが、記事執筆時点では英語のみとなっていました。
Source Google Workspace Updates