Google が車載 OS として提供している Android Automotive にも Google マップの｢報告(レポート)｣機能が追加され、現在展開されはじめていることが報告されました。
スマートフォンを接続してカーナビやディスプレイオーディオにミラーリングする Android Auto とは異なり、Android Automotive は車に組み込まれた OS となります。Google は7月に Android Auto と Automotive の Google マップで報告機能を導入すると発表していますが、Automotive に導入されるまでは時間がかかったようです。
事故や渋滞情報を共有できる｢報告｣機能は、以前までモバイルアプリの Google マップのみで利用可能でしたが、今年7月に Apple CarPlay に追加されることが発表されてから、Android Auto でもインドからグローバルへと展開されました。もちろん、日本でも利用可能になっています。
そして今回、車載OSである Android Automotive の Google マップでもこの機能が展開されはじめました。基本的にモバイルの Google マップや Android Auto と同じように使うことができ、黄色い三角形の[!]アイコンをタップすることで、報告を追加することができます。ただし、道路ごとに1つのレポートしか送信できないという制限があるようです。
Android Automotive を搭載した車はまだ限られていますが、今回の｢報告｣機能に関しては大きな遅れはなく導入されました。
