Samsung が来年のリリースを予定しているフラッグシップの Galaxy S シリーズのなかでも最上位となる Galaxy S25 Ultra が Geekbench に登場しており、そのベンチマークスコアとチップセットなどに関する情報が明らかになりました。
今回、Geekbench に登場した Galaxy S25 Ultra は SM-S938U という型番で登録されており、これは米国モデルであることを示しています。掲載されたベンチマークのスコアは、シングルコアスコアが3,096、マルチコアスコアが9,080となっています。
おそらく Snapdragon 8 Gen 4 であり、これまでの S シリーズと同様に for Galaxy バージョンである可能性が高いのですが、以前 Geekbench で発見された OnePlus 13 搭載する Snapdragon 8 Gen 4 がシングルコア3,296、マルチコアが10,049を獲得しておりこれを下回っているようです。
CPU 情報を見ると4.19GHzの2つのコアと2.90GHzの6つのコアが搭載されていますが、OnePlus 13 は 4.32GHzと3.53GHzであったことから周波数が低く抑えられていることが影響している可能性があります。
この理由は定かではありませんが、Gizmochina によればサーマルスロットリングなしでベンチマークを回すことができていることを指摘しており、発熱対策である可能性も考えられます。
とは言え、通常の Snapdagon 8 Gen 4 よりもパフォーマンスが落ちるというのは考えづらく、Galaxy S25 Ultra のリリースまでは数ヶ月あるため、これからパフォーマンスの改善や最適化を行っていく可能性は十分にあると思います。