Samsung は今月末にインドで新しい低価格のエントリークラス Android スマートフォンとなる Galaxy A16 5G を発売する予定であることに加えて、そのスペックとデザインが資料からリークされました。さらにこの Galaxy A16 5G は低価格デバイスながら、最大6回の OS アップデートと最長6年間のセキュリティパッチを提供する可能性があるようです。
Samsung は Google と並んで Android デバイスのなかでも最長と言えるアップデートポリシーを提供しており、フラッグシップデバイスでは最長7年間の Android OS と セキュリティアップデートが提供されています。しかし、リークされた資料から Samsung は Galaxy A16 5G でこれまでの低価格スマートフォンの水準を引き上げることを考えているようです。
この情報は The Tech Outlook が信頼できる情報源から入手したものとして共有しており、いくつかの資料の画像を公開しています。ここではデザインとスペック、さらにアップデートポリシーに関する情報が記載されています。
今回リークされた資料から確認できる Galaxy A16 5G のスペックは次のとおりです。
スペック
OS | One UI based Android 14 |
---|---|
ディスプレイ | 6.7インチ SA Infinity U 2340×1080 90Hz 800nits |
CPU | Dimensity 6300 Exynos 1330 |
RAM | 4GB 6GB 8GB |
内部ストレージ | 128GB 256GB |
外部ストレージ | – |
リアカメラ | ? |
フロントカメラ | ? |
ポート | USB-C |
バッテリー | ? |
その他 | IP54 防塵・防水 |
サイズ | 164.4×77.9×7.9mm |
重さ | 192〜200g |
スペック的には前世代からディスプレイが大きくなり、IP54 が追加され、チップセットのパフォーマンスも向上したアップグレードモデルとなります。
しかし、 Galaxy A16 5G はとくに Android OS と セキュリティパッチのアップデートが注目のポイントです。前世代は OS アップデートは最大4回、セキュリティアップデートは最長5年間の提供でしたが、Galaxy A16 5G ではそれぞれ2回と1年間の延長になり6回と6年になることで、一部のフラッグシップ Android スマートフォンを超えるアップデートが提供されることになります。
また、これだけのアップデートを提供しつつ、発売される Galaxy A16 5G は約200ドルの手頃な価格になると言われています。具体的な発売日は明らかにされていませんが、今月末にインドで発売予定とされています。
日本で発売されても良さそうですが、過去のシリーズは日本で展開されていないため、新しいモデルもあまり期待はできそうにありません。