Google は Pixel スマートフォンにおける「バッテリーシェア(リバースワイヤレス充電)」機能を Pixel 5 から搭載していますが、Android Headlines の報告によれば Pixel 9 シリーズでは充電中の「バッテリーシェア」が使用できなくなっているようです。
これは Pixel 9、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL の3つに当てはまり、これまで Pixel スマートフォンを充電中でもバッテリーシェアを利用することができましたが、Pixel 9 シリーズではスマートフォンを充電したときにバッテリーシェアが有効になっていると「充電中はバッテリーシェアを利用できません」というメッセージが表示されるようになりました。
これはスマートフォンが満充電の状態であっても、電源に接続されている場合にはバッテリーシェアができないようです。ちなみに Pixel 9 Pro Fold はバッテリーシェア(リバースワイヤレス充電)をサポートしていないため、この変更は関係がありません。
ちなみに Pixel 8 Pro では、バッテリーシェアのページに「自動的に ON」という項目があり、これを有効にすると”スマートフォンを充電器に接続した際に、自動的に短時間 ON にします”との説明のように充電中でもバッテリーシェアを使うことができます。
とは言え、この機能を使うときには緊急時などでワイヤレスイヤホンといった周辺機器の充電に使うはずで、電源に接続されていない状態で使うことが多ければ特に問題にはなりません。
Google がなぜこの変更を行ったのかはわかりませんが、Pixel 9 シリーズではバッテリーシェアのような細かい機能にも変更が入っているため、少し注意が必要かもしれません。