Samsung は Galaxy Z Fold 6 の新しいバージョンとして「Galaxy Z Fold 6 Slim」を発売する予定であることは以前から報告されていますが、どうやらこのデバイスは「Slim」とは呼ばずに「Galaxy Z Fold Special Edition」と呼ばれる可能性があるようです。
これまで Galaxy Z Fold 6 Slim と呼ばれて来たデバイスは、Galaxy Z Fold 6 からSペンを非対応にすることでデジタイザーをなくすことでより薄くなり、素材の一部をチタンに変更することでわずかに軽量となる可能性が示されていました。折りたたんだときの厚みは10.6mm、開いたときには4.9mmになると言われています。一方、カバーディスプレイは6.5インチ、メインディスプレイは8インチへとわずかに大きくなるとしています。
とは言え、このデバイスは Galaxy Z Fold 6 よりも1.5mm薄くなるものの、Pixel 9 Pro Fold よりも0.1mm厚く、世界最薄の折りたたみスマホ(記事執筆時点)となる Honor Magic V3 からは1.4mmも厚くなります。
最終的にこれまでも「Slim」と呼べるかどうかは疑問に思われていましたので、名前を「Special Edition」としたほうが納得がいくかもしれません。今回の報告は @evaleaks によるもので、結局のところ Samsung は「Galaxy Z Fold 6 Slim」ではなく「Galaxy Z Fold Special Edition」と呼ぶことにしたようです。
なお、Samsung はこの Galaxy Z Fold 6 Special Edition をグローバルで発売せず、中国と韓国にのみ限定して販売されると言われています。リリース時期と価格についてははっきりとしませんが、早ければ9月に発表され、価格は上がると予想されています。