Google フォトには数年前から「思い出」という撮影した写真を振り返る機能が導入されており、様々な場所や人々を撮影した写真が表示されるようになります。しかし、なかには思い出したくない場所や人物などもあるはずで、すでに人やペット、物を非表示にする機能が導入されています。
ただ、この機能はこれまですべての写真で人物が含まれている場合に表示か非表示かしか選べませんでしたが、現在はグループ写真以外では指定した人物を表示させない「一部表示」という新しいオプションが導入されています。
この機能は今年5月の時点でも報告されており、おそらくすでに利用できるようになっているユーザーも多いと思いますが、現在は広くGoogle フォトアプリで展開されています。この機能を使うことで、「思い出」のカルーセルに人物の顔が表示されないよう非表示にすることができます。
Google フォトアプリで表示されないようにするには、以下の手順で設定することができます。
- 右上にあるプロフィール写真またはイニシャルをタップし、[フォト の設定]をタップ
- [ユーザー設定] > [思い出] > [人物とペットを表示しない] に移動
- [一部表示] または [ブロック済み] に表示させたくないユーザーの顔を選択
- 完了をタップ
もしくは、人物が写っている写真から人物のタグをタップし、右上にある[︙]の[思い出に顔を表示しない]からでも設定することができます。
これらの方法で「一部表示」に人物を登録した場合、Google フォトの「思い出」のカルーセルにはその人物が1人で写っている写真が表示されないようになります。
今までは表示するかしないかの2択でしかありませんでしたが、「一部表示」の追加で複数人が写っている写真はそのままにできるようになり、多少柔軟な設定ができるようになりました。