Samsung が今年10月に投入すると言われているコストパフォーマンスに優れたハイスペックスマートフォン Samsung Galaxy S24 FE に関する新しい情報として、ディスプレイやバッテリーなど一部のスペックについてリークされました。この情報は Android Headlines によるものです。
これまでの噂などもまとめていくと、Samsung Galaxy S24 FE には Black、Gray、Lihgt Blue、Light Green、Yellow の5つのカラーオプションが用意され、デザイン自体は Galaxy S23 FE や Galaxy S24 と同じくアルミニウムフレームと Corning Gorilla Glass Victus+ ディスプレイ保護を採用します。
一方、Galaxy S24 FE のディスプレイは120Hzリフレッシュレートに対応した6.7インチディスプレイを再び搭載し、ピーク輝度は1,900nitsになるとしています。S23 FE は6.4インチでピーク輝度は1,450nitsとなっていたため、アップグレードされることになります。
また、バッテリー容量も前世代からわずかに大きい4,565mAhを搭載しますが、動画再生で最大29時間、音楽再生で最大78時間の駆動が可能としています。前世代はそれぞれ21時間と66時間だったので、これも大きく改善しました、これは Galaxy S24 FE に搭載される Exynos 2400 プロセッサが Exynos 2200 に比べて電力効率が向上しているためと思われます。
なお、カメラに関しては Galaxy Z Fold 6 とほぼ同じカメラ構成になっており、リアカメラには 50MP メインカメラ、12MP 超広角カメラ、8MP 3倍光学ズーム望遠カメラが搭載され、フロントカメラは10MPとなっています。なお、Galaxy S24 FE にも Galaxy AI を使用した「AIズーム」機能が搭載される予定ですが、どの程度のズーム距離を実現するかは不明です。とはいえ、Galaxy S23 FE とも同じレンズなので30倍ハイブリッドズームと同等になると予想されます。
最後に Galaxy S24 FE も Galaxy AI 機能が導入され、Galaxy Z Fold 6 で導入されているほとんどの AI 機能が利用可能となるようです。例えば、生成AIを利用してポートレート写真を提供するポートレートスタジオをはじめ、かこって検索、生成AI編集、Sketch to Image、ライブ翻訳などが含まれています。
ちなみにポートレートスタジオは OneUI 6.1.1 で動作する Galaxy デバイスでのみ利用可能なため、Galaxy S24 FE は少なくとも OneUI 6.1.1 以上がプリインストールされていることになります。
発売時期や価格についてははっきりとしていませんが、価格については前世代の Galaxy S23 FE と大きく変わらず600ドル前後になると予想されます。日本でも Galaxy S23 FE が発売されているためリリースが期待され、価格が変わらなければ9万円前後になると思われます。